香港141の場所を地図と写真で説明します

香港の141は、街なかにあるカジュアルな休憩スポット。システムが単純で値段も安いので、気軽に入れます。141は香港のほぼ全域にあります。上環や中環のオフィス街にもあるし、中心地を離れた荃灣や深水埗にもたくさんあります。代表的な141ビルへの行き方を紹介します。

香港141ってこういう感じ

前提として、香港141の雰囲気を知らない方のために現地の動画を貼っておきます。ピンポンから始まる141の出会いの、その最初の場面を集めた動画です。

ひとつの141ビルに、こういう小部屋がいくつもあります。こんな感じに、ひとりずつ待機している各部屋を巡り、相性と値段を確認します。

ドア横のピンポンを押すとドアを開けてくれますが、印象が悪いと無視されることもあります。つまり女の子には事実上の拒否権があります。なので、なるべく小奇麗な格好をしていくことをお勧めします。

How much程度の英語は通じます。カタカナ英語でも大丈夫。

富士大廈と香檳大廈B座

香港141が入居しているビルの外見は、普通のオフィスビルやマンションと同じです。建物の外側に141の看板は一切ないので、普通の人は141の存在に気づくことなく通り過ぎます。

香港の雑誌スタンドで情報誌を買えば、141情報の入手は難しくありません。しかし、土地勘がないと場所が分かりにくいので、このサイトでは代表的な141ビルの場所を地図と写真で説明しようと思います。

取り上げるのは香港の中心街にある超有名141ビル、「富士大廈」と「香檳大廈」です。

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どちらも「○○大廈」というビル名になっていますが、「大廈」は中国語で「ビル」のことです。たとえば富士大廈は、富士ビルという意味になります。

富士大廈(富士ビル)

富士大廈の場所・地図

富士大廈(富士ビル)は、香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあります。最寄駅は地下鉄港島線(MTR)の「銅鑼湾」駅です。中環から「柴灣」行きの地下鉄に乗車して3つめが銅鑼湾です。
一つ手前の「湾仔」駅からも歩けますが、少し距離があります(約700m)。

地下鉄銅鑼湾駅の上には日系デパート「そごう」があります。ちなみに、銅鑼湾地区の商業物件の賃貸料は東京やニューヨークの中心街よりも高く、世界一家賃の高い街です。

富士大廈は、駱克道(Lockhart Road)に面して建っています。駱克道は外国人向けのおしゃれなバーが多いことで有名ですが、バー街があるのはもっと西の方です。銅鑼湾地区の駱克道にはインターナショナルな雰囲気はなく、普通の香港の街の景色が広がっています。

行き方・アクセス

地下鉄「銅鑼湾」(Causeway Bay)からの道順は次のとおりです。

銅鑼湾駅の「C」出口を出たら、左方向(灣仔の方向)に進みます。

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200mほど先に立体交差(堅拿道天橋)があります。下を抜けて、さらに150mほど直進します。

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信号がある馬師道との交差点の20メートルほど手前、右側に富士大廈があります。交差点から2つ手前のビルです。下の写真は、わかりやすいように道路の反対側から撮影しました。オレンジでマークした細長いビルが富士大廈です。

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富士大廈の入口はとても小さいので、よく見ないと見落とします。

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富士大廈と書いてある入口を入ると、すぐに階段があり、その階段を上がったところにものすごく狭いエレベーターホールがあります。エレベーターで最上階(21階)まで上がってください。

ビルのなかは7階を除く全階に141があります。こんな感じのドアが続いています。

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ドアには料金を書いた紙が貼ってあります。141の料金は定額制なので、交渉は不要です。だから、英語や中国語が苦手な人でも気軽にチャレンジできます。

香檳大廈B座

香檳大廈B座は、九龍半島の繁華街「尖沙咀」(ティム・サー・ツイ)にあります。初めて香港を訪れる観光客が必ず立ち寄る賑やかなエリアです。香港を代表するホテル「ペニンシュラ」も尖沙咀にあります。

香檳大廈は、ペニンシュラホテルからネイザンロード(彌敦道)を500mほど北上したあたりにあります。立地が便利なので日本人観光客の利用も多く、香港の141を代表するビルの一つになっています。

ビルの規模は富士大廈よりはるかに大きいですが、富士大廈と違って141専業ビルではなく、基本的には普通のマンションです。その一部に141が混ざっている状態です。

なお、「座」は日本語で言えば「棟」です。したがって「香檳大廈B座」は「香檳ビルのB棟」という意味になります。

場所・地図

香檳大廈B座のGoogle mapです。

行き方・アクセス

地下鉄「尖沙咀」駅の「B1」出口をでると、目の前に大通りがあります。ネイザンロード(彌敦道)です。ネイザンロードを右へ、つまり旺角(モンコック)や佐敦(ジョルダン)の方向に進みます。

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ネイザンロードの反対側には九龍公園の緑が広がっています。九龍公園を左に見ながら200mほど歩きます。

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2本目の道「金巴利道」(Kimberley Road)を右折します。角に美麗華商場(miramall)というファッションビルが建っています。

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100mほど先に、水色の地に黄色い文字の「大都酒店」の大看板があります(日本語でも小さく「ホテルダイト」と書いてあります)。

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「大都酒店」の看板の下にある雑誌スタンドの奥が香檳大廈B座の入口です。

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香檳大廈は商業施設と集合住宅が一緒になった大規模雑居ビルです。1階は店舗階で商店や飲食店が多数入居し、2階にはホテルが入居しています。

その上がマンションになっており、141はこのマンション階に点在しています。141が多いのは比較的上の方の階で、エレベーターから遠い奥のエリアに多数入居しています。

エレベーターで8階へ

入口から20mほど先の左側に、鉄格子があります。ここがビルの管理室で、その奥にエレベーターが2基あります。エレベーターで8階にあがってください。

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エレベーターを降りたら、廊下の一番奥のあたりまで進むと、141があります。

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8階から2階にかけて、141が点在しています。ゆっくり見物してみてください。

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